● 佐藤 主光 氏：　一橋大学経済学研究科長、経済学研究科教授

我が国の財政は悪化の一途を辿っている。持続可能な財政と経済成長は車の両輪であり、社会保障をはじめ我が国の社会・経済活動には欠かせない。財政の健全化に向けた課題と対応策について新たなセイフティーネットの構築や抜本的な税制改革を含めて考えていく。

● 大塚 友美 氏：　トヨタ自動車株式会社　Chief Sustainability Officer

トヨタのサステナビリティ経営は 創業の精神に立ち返り、社会のサステナビリティへの貢献を通じて自社のサステナビリティを目指すもの。多様な選択肢で、誰ひとり取り残さないカーボンニュートラルを目指す「マルチパスウェイ」戦略に代表されるように、包摂性、実際のインパクト、ステークホルダーの共感をポイントに取り組みを続けている。　

● 鈴木 一人 氏：　公益財団法人国際文化会館 地経学研究所長　東京大学公共政策大学院教授

近年、話題になっている経済安全保障は、外国からの経済的威圧に対抗するという「守り」の手段が中心であったのに対し、これからの世界では、各国が持つ天然資源や技術、人材といった資源を活用し、国際秩序に影響を与える「地経学」の時代になっていく。日本が地経学の時代で生き残るにはどうしたらよいかを論じる。

※各セッションの最後に質疑応答の時間を設けています。
　会場参加の方は、挙手にてご質問ください。
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