2023年6月、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)によるサステナビリティ開示基準(IFRS S1号 全般的要求事項・IFRS S2号 気候関連開示)の確定版が公表されました。それをベースとしたサステナビリティ基準委員会(SSBJ)による国内基準確定版が、2025年3月末までに公表されることが見込まれています。

こうした中、「ISSB基準セミナーシリーズ 2023」では、サステナブルな企業価値創造と資本市場活性化の観点から、アナリスト・投資家が、サステナビリティ開示情報をどのように活用し、企業とどのように対話すべきかについて、全5回にわたり議論します。



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 ISSB基準セミナーシリーズ 2023 第5回
 
第5回 プログラム 2024年4月26日 配信開始


セクターアナリストに聞く! IFRS S2号(気候関連開示)の活用方法  
 
第1部:IFRS S2号での要求事項を理解する
講師
  井口 譲二 氏 CMA  日本証券アナリスト協会 サステナビリティ報告研究会座長
  細田 友貴子 氏  IFRS財団 マーケットエンゲージメントフェロー

第2部:パネルディスカッション
セクターアナリストに聞く! IFRS S2号 の活用方法
パネリスト
  大畠 彰雄 氏 CMA  野村アセットマネジメント株式会社 ネットゼロ戦略室長 兼 グローバルリサーチ部企業調査シニアアナリスト
  久保田 悟 氏 CMA  三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 リサーチ運用部企業リサーチユニット ユニット長
  籔谷 和子 氏 CMA  シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 運用部日本株式アナリスト
モデレーター
  井口 譲二 氏 CMA  日本証券アナリスト協会 サステナビリティ報告研究会座長



第1部 IFRS S2号の概略について井口譲二氏に、続いて、S2号の産業別ガイダンスについて、細田友貴子氏にご説明いただきます。 

第2部 大畠彰雄氏(資源エネルギーセクターアナリスト)、久保田悟氏(自動車セクターアナリスト)および籔谷和子氏(金融セクターアナリスト)をパネリストに迎え、井口譲二氏をモデレーターとして、IFRS S2号で要求される開示情報の活用をめぐり、次のような論点について議論します。 

  サステナビリティ情報の活用状況と気候関連要因の重要性 
 「戦略」の開示情報の評価
     - 気候関連のリスクと機会
     - 気候レジリエンスの評価
 
 「指標及び目標」の業績予想・投資判断における活用
     - スコープ3温室効果ガス排出量の開示
     - 望ましい目標の設定

最後に、シリーズ2023の終了に当たり、小森博司氏にご挨拶いただきます。
 


開催形式・視聴 


オンデマンド配信: 100分  2024年4月26日 配信開始 
視 聴: どなたでも 無料 

第5回 登壇者

ISSB基準セミナーシリーズ 2023
プログラム概要  



第1回 2023年8月 オンデマンド配信開始
ISSB基準のポイントとアナリスト・投資家への期待と課題 
ISSB基準の概要に関するレクチャーとISSBで論点になった点のインタビュー


第2回 2023年10月 オンデマンド配信開始
ISSB基準への国内ステークホルダーの期待と課題 
レクチャーとISSB基準に関する利用者、作成者、保証業務提供者によるパネルディスカッション


第3回 2024年1月 オンデマンド配信開始 
セクターアナリストに聞く! IFRS S1号(全般的要求事項)の活用方法 
IFRS S1号概略/SASB基準に関するレクチャーとIFRS S1号の活用方法に関するセクターアナリストによるパネルディスカッション


第4回 2024年3月 オンデマンド配信開始 
IFRS S1号・S2号確定後のISSBへの期待 
ISSBにおける今後のプロジェクトに関するレクチャーとインタビュー、およびIFRS S1号・S2号確定後のISSBへの利用者からの期待に関するパネルディスカッション


第5回 2024年4月 オンデマンド配信開始 
セクターアナリストに聞く! IFRS S2号(気候関連開示)の活用方法  
IFRS S2号概略/産業別ガイダンスに関するレクチャーとIFRS S2号の活用方法に関するセクターアナリストによるパネルディスカッション


後援

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